ワインのカーブ見学を終了し、「栄光の3日間」のメインイベントである、ワインオークション会場へ向かった。途中、屋台の美味しそうな食べ物につられ、やっとホットサンドで空腹だったお腹を満たす事が出来た。
昔の衣装を着た陽気なボーヌの人達のパレードも見れ、お祭り気分で盛り上がった。
会場は「ホテル・デュー」のすぐ横だった。バイヤー以外の傍観者は、予約が必要らしく、入場は出来なかったものの、競り落とされる様子がスピーカーから流れ、会場内の熱気が伝わってきた。
「ホテル・デュー」は、直訳すれば「神の館」。百年戦争終了後、1443年にブルゴーニュ公爵フィリップ・ル・ボン・の宰相ニコラ・ロランによって建設された、貧しい人達の為の病院だったらしい。
貴族達からの寄付も集まり、施設を拡大し、芸術家達により装飾された館は、「貧しき者の為の宮殿」と呼ばれるほど素晴らしく豪華になった。施設維持の為に葡萄畑で栽培を行ってきた事から、ワインで栄える街となったのだろう。
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